認知症の方の看護について⑥最終回
2022/12/27
こんばんは、ashidaです
ちょっとばかりバタバタしており、更新が遅くなり申し訳ございません💦
ユマニチュードについて、興味を持ってくださっている方がいるようで
嬉しく思います
「当たり前のこと」と思われがちですが、「当たり前のことが出来ていない」から
コミュニケーションエラーが起こるし、
トラブルになったり、
介護拒否を受けてしまうなど心理的な負担になったりします。
スキルとして身についている介助者と、未熟な介助者ではやはり
「結果」が違ってきます。
今回は、ユマニチュードのスキルを使った成功例をお伝えします✨
☆ユマニチュードによる最大の効果
認知症の方の感情が「おだやか」になる
これが一番わかりやすい変化です
ashidaは看護学生の時に経験しました。
忘れもしない、入学して一番初めの病棟実習。
ashidaの担当患者さんはCOPDのめちゃくちゃ気難しい認知症の男性で、
挨拶した直後から
「ええ、いらん。学生?知らん。ほっとけ。」
と洗礼を浴びました
担当の指導者も、先生も、もちろんashidaも、
「こりゃあ参ったな…」状態。
ですが、絶対になんとかして受け入れてもらいたかったので
認知症の方とのコミュニケーションについて勉強し、
ユマニチュードのスキルを未熟ながらも意識して行いました。
結果…
約2週間の実習中に本人様からの笑顔とありがとうの言葉をGET!!
担当指導者からも「すごく表情が穏やかになって、みんなでashidaさん効果やねって
言ってたんです」とお褒めの言葉を頂きました。
そして利用者さんにこういった変化が起こると、
・介助者のモチベーション維持や負担の軽減
・バーンアウトの減少
といった、嬉しい特典もついてきます✨
何より、「認知症」ということだけで苦手意識を感じなくなります。
もちろん、BPSDの激しい方を終日ずっと介護をされている方に言わせれば
そう簡単ではないですが
しかし、医療・介護のプロとして、スキルを磨くことは絶対に必要。
認知症対応は今や「みんなの課題」です。
今後も取り組んでまいりましょう!!
管理者/看護師 ashida
追記:うちのyoshiokaはコロナ禍前、ユマニチュードを学びに
岐阜県まで泊まり込みの研修に行ってました✨