認知症の方の看護について③
2022/12/03
おはようございます、ashidaです
認知症の方のケア技法「ユマニチュード」について続きをお話していきます。
前回は
1.「見る」
2.「話す」
ポイントでした。
次は
③触れる
ケアの際、何気なく身体を触らせていただいていますが、
この触れるという行為は「相手の自由を奪う」行為に
なることがあります。
そういった意味に捉えられないように、
【広い面積で(安心感)、背中や肩など鈍感な場所から徐々に触れる】ことが大切です。
決して【つかむ】ことにならないよう、腕であれば【下から支える】イメージで。
そして最後は
④立つ
立つという行為は、トイレに行く・着替えるなど人間としての尊厳を保持する
重要な行為です。お1人では転倒や血圧変動などの危険があるかもしれませんが、
介助者がいる状況で【少しでも立位をとる】時間を設けることで、
寝たきりではないという自信につながります。
以上がユマニチュードの4つの柱です。
もちろんこれで終わりではありません!!
この4つの柱を使って、以下のステップを踏むのです。
1.出会いの準備
2.ケアの準備
3.知覚の連結
4.感情の固定
5.再会の約束
このステップは、一連のストーリーなのです
このストーリーをうまく繰り返すことで、
良好な関係を築くことができると言われています✨
続きはまた後日!!
管理者/看護師 ashida