認知症の方の看護について②
2022/12/01
おはようございます、ashidaです
今日も前回に引き続き、「認知症の方の看護について」お話します。
ユマニチュードの4つのポイントについて軽く触れましたが、
ユマニチュードには明確な目標があります。それは、
「身体機能や能力などの回復/維持」のため、
「最後まで寄り添う」こと。
その方の残存能力を最大限引き出し、人間らしさを保つことができるように
ケアを行うことだと言われています。
では、ユマニチュードの4つの柱について詳しく述べていきます。
①見る
目線というのは、友情・愛情を示すサインにもなる一方で
威圧感を与えてしまう可能性もあります。
ポイントとしては
【目線を合わせる、近くで見る(親密性)、正面から見る(正直さ)】
②話す
意図せず命令口調と捉えられるなどのコミュニケーションミスが起こりやすいです。
ポイントとしては
【低めの声で(安定した関係を作る)、ボリュームは大きすぎず(穏やかさ)、
前向きな言葉で(心地よく)】です。
また、利用者さまによっては声かけをしても返答がない場合もあると思います。
そんな時は【オートフィードバック(介助者のケアの内容を自ら実況)】することが
利用者の孤独感を減少させると言われています。
残り2つのポイントは次回に
管理者/看護師 ashida